アバウトページの役割・重要性
アバウトページとは、会社情報・店舗情報・プロフィールなど、ホームページの管理者についての情報を掲載するページです。アバウトページに掲載すべき情報は下記のようなものが一般的です。
- 組織・会社のアバウトページの場合、「経営理念、代表挨拶、事業計画・内容、組織図」など。
- 商品・サービスのアバウトページの場合、「コンセプト、特徴、開発ストーリー、仕様」など。
やってしまいがちな3つの失敗例

上記の内容を網羅していれば、アバウトページとしての体裁は整えることができます。しかし、情報を羅列するだけでは効果を発揮しません。ここでは、ホームページ制作の際に陥りがちな失敗例をご紹介します。
1.情報量が乏しい
統計的にはホームページに辿り着いたユーザーの約半数は、そのまま離脱してしまいます。トップページから1クリックして一歩中に進んだユーザーは、あなたのことやサービスに関心のある貴重なユーザーです。自分のことを書くのが苦手だという理由で、内容的に物足りないものになってしまうのは非常に勿体ないです。
2.長文過ぎて読む気になれない
1.の情報量が少ない場合の逆パターンです。情報量が多いこと自体は悪いことではなく、むしろSEO対策としても良いことではあります。しかし、あなたが伝えたい情報をだらだらと書いてしまってはユーザーも読む気が失せてしまいます。見出しを使いながら、長い文章は段落を区切って、時に画像や図を交える必要があります。

webre:のテンプレートでは、アバウトページの内容を記載する場合に、必ず見出しと画像、説明文の組み合わせがセットとなっておりますので、構成に従って書いていくことで、ユーザーにとって見やすいレイアウトが自動的に組まれていきます。
3.ユーザーに有益な情報がない
失敗例の中で一番多くあるのが、ユーザー目線の欠落したアバウトページです。冒頭でアバウトページは、自分たちのことについて書くとお伝えしました。しかし、読み手にとっての有益性を忘れてはいけません。
- なぜユーザーがこのページを読む必要があるのか。
- ユーザーの貴重な時間とお金を使ってまで、あなたに依頼すべき理由は何か。
この2つのポイントを押さえたアバウトページは、ユーザーへのメッセージ性を備えた効果的なものとなります。
見出しの付け方
では、読まれるアバウトページにするために何が必要でしょうか。まず、読み手の関心を引く、見出しが必要となります。単に「経営理念・代表挨拶」とするよりも効果的なのは、「あなたのお役に立てる理由」「選ばれる理由」「あなたが得られるメリット」などが良いでしょう。
本文は見出しを具体的に深掘りするものを
「弊社のサービスによって得られるメリット」と見出しに付けた場合、本文には、「具体例や、なぜそう言えるのか」等、内容を深掘りするものであれば良いです。具体例では、実績や数値を交えることで信憑性が増します。なぜそういえるのかの部分でも同様で、数値や受賞歴、メディアでの掲載実績などがあることでユーザーに専門性をアピールでき、安心して選んでもらいやすくなります。